独立するにせよ、何にせよ社会に出てみると、色々な場面で戸惑うことは多い。
学生時代やバイト生活では、全く問題なかったものが、一般社会人になった途端、通用しなくなる。
その一つが、言葉遣いだ。
日頃、何気なくしている会話も実は日本語的には、とてもおかしな使い方をしてしまっていることが多い。
敬語の使い方なんて、特にそうだろう。
「バイト敬語」だなんて、陰で笑われたりしないようにしたいものだ。
今回は、広く一般的に使われている敬語の中にも、間違って使っている敬語について取り上げてみた。
あまりにも普段普通に使われているものだから、どっちが正しいのかわからなっくなってしまうようなものもあったりするが、そういった部分も含めて正しい敬語を知ってみると良いだろう。
ほんの一部だが、間違い敬語の例を取り上げてみたので、チェックしてみよう。
間違っている(勘違いしてしまってる)敬語20選
- × お時間よろしかったでしょうか ⇒ ○ お時間いただいてもよろしいですか
- × どうしますか ⇒ ○ いかがいたしますか
- × お荷物失礼いたします ⇒ ○ お荷物をお持ちいたします
- × お座りください ⇒ ○ お掛けください
- × おわかりいただけたでしょうか ⇒ ○ ご理解いただけたでしょうか
- × なるほどですね ⇒ ○ おっしゃるとおりです
- × お休みを頂いております ⇒ ○ 休んでおります
- × わが社 ⇒ ○ 弊社(当社)
- × ご利用できません ⇒ ○ ご利用いただけません
- × すいません(すみません) ⇒ ○ 申し訳ございません
- × いつもお世話様です ⇒ ○ いつもお世話になっております
- × 了解しました ⇒ ○ 承知しました(かしこまりました)
- × ご苦労さまです ⇒ ○ お疲れさまです
- × 私のほうで担当いたします ⇒ ○ 私が担当いたします
- × 書類のほうをお持ちいたします ⇒ ○ 書類をお持ちいたします
- × 100円のお返しになります ⇒ ○ 100円、お返しいたします
- × 会議の資料になります ⇒ ○ 会議の資料でございます
- × どうかいたしましたか ⇒ ○ いかがなさいましたか
- × 上司にも申し上げておきます ⇒ ○ 上司にも申し伝えておきます
- × お名前をちょうだいできますか ⇒ ○ お名前をうかがってもよろしいでしょうか
如何だろうか。
はまブロ的にも、間違ったまま覚えてしまい、全く気にならない言い回しに聞こえるというマズい状況も多々あるが、社会人として、しっかりと正しい敬語、もっと言えば正しい日本語を知って、その上で、言葉で遊ぶ、適切に対応しなければならないところでは、しっかりと正しく使うようにしたいと思う。
是非、参考にしていただきたい。