一言で、「転職」と聞くと、ネガティブなイメージを持ってしまうことがある。
それは、何となく「逃げた」とか「根気がない」といった悪い方のイメージが先行しているからだろう。
しかし、、「転職」にだって、「良い転職」と「悪い転職」がある。
そこで今回は、その「良い転職」について取り上げてみた。
現在、「転職」をしようかと悩んでいる人は、是非、読んでいただきたい。
周囲から白い目でみられず、胸を張ってポジティブな「転職」活動に取り組むことが出来るだろう。
目次
胸張ってオッケーな「良い転職」の理由
ブラック企業で働いていた場合
「休暇が取れない」、「過剰なノルマ」、「パワハラ」、「賃金の不払い」などなど、自分が働いている会社がブラック企業の場合は、一刻も早く転職するべきだ。
「会社と話し合いを」なんて甘ったるいことを言っていると、ドツボにハマるのがオチだ。
ただし、
「過剰なノルマ」というのは、「本当に過剰なのか?」「自分の甘えや実力不足ではないのか?」という点での検証は必要だし、場合によっては、会社側の方が正しいとなってしまうこともある。
「パワハラ」についても、単に上司に対する反発からの被害妄想だってあり得る。「お互いの思い」というあいまいな解釈ではなく、しっかりと俯瞰してみることも必要だ。
いずれにしても、現在、ブラック企業で働いているならば、即刻、転職することをおすすめする。
プライベートな事情がある場合
病気や家庭の事情など、どうしようもない事情もある。
これは、会社も当然理解してくれるだろうし、恥じる必要など微塵もない。
ただし、人間関係を理由にしている人を見かけることがあるが、これについては、ケースバイケースだろう。
自分のコミュニケーション能力を高めることで改善できるのならば、辞める必要などないだろうし、相手側の問題であれば、状況によっては無理をせず、転職することも必要だろう。
また、メンタルの問題が大きく絡むので、あまりに頑張りすぎるのも良くないのは確かだ。
胸を張れとは言えないが、全く恥じる事無く転職に踏み切れる理由だろう。
新しい知識(技術)を身に着けたい場合
新しい知識(技術)を身に着けたくて、転職をする人は結構多いと思う。
実際、はまブロもそうだった。
製造の仕事をしていて、将来の独立のために営業の知識や技術を身に着けたくて、営業職の職場へ転職した。
営業をしている人が、広報に転職したり、企画をやっている人が、直接お客様と接する接客業へ転職したり、と自分のスキルを増やしていきたい人は、転職をすることで叶うかもしれない。
また、もし現在の会社で希望の部署があるならば、「転属」の希望を出してみるのも良いかもしれない。
ステップアップしたい場合
自分のスキルを一層高めたい場合に、さらに高いステージに転職することは、自分を磨くのに適した方法かもしれない。
いわゆるヘッドハンティングなんかも、近いだろう。
「もっと企画力を高めたい」
「もっと営業力を高めたい」
「大きなプロジェクトを成し遂げたい」
自分の持っているスキルにさらに磨きをかけるために、厳しい世界に身を置く、大きな世界に飛び出してみる、というのは、自己の成長のための転職で素晴らしく誇れることだろう。
将来、起業したい場合
今まで培ってきた能力を、今度は自分で起業することで発揮する。
これがベストかどうかは、わからないが、はまブロ的には、一番おおすすめ。
はまブロは、将来起業したいと心に決めた時、まだ、事業の内容が決まっていなかった。
そこで、先ずはどんな場面でも活用できる営業というスキルを身に着けたいと思って営業職への転職をした。
5年間、営業の勉強をしながら、自分の事業についての計画を練り、30歳で起業をすることが出来た。
BtoBが主だった営業に従事していた5年間に、個人を相手にしたBtoCについても副業として経験したり、営業ながら、店舗立ち上げの経験も積むことが出来た。
この経験は、起業をした際に多くの人がつまづく様々なハードルを低くしてくれた。
人生の大きな目標としての起業のための転職は、大きく胸を張って語れるはずだ。
まとめ
如何だっただろうか。
「転職」には、ネガティブなものもポジティブなものもあるが、今回は、「良い転職」というポジティブなものを取り上げてみた。
胸を張って、転職する時には、多くの人が理解してくれるし、笑顔で送り出してくれる、そして応援ももらえるという良いことずくめだ。
是非、ネガティブではないポジティブな「良い転職」をしよう。