実際、適切な睡眠時間がどのくらいか?
みなさん、気になったことはないだろうか?
今回は、睡眠時間について取り上げてみた。
睡眠というものについては不明なことも多いのだが、生活に上手く睡眠を取り入れるための知識を知っておくことで、生活のストレスも多少なりとも軽減されるかもしれない。
簡単に読めるので、豆知識として最後まで読んでいただきたい。
適正な睡眠時間は存在しない
睡眠時間を何時間以上取らないといけないというような話があるが
実は睡眠に関しては、きちんとした研究は行われていない。
つまり、7時間以上が良いとか
6時間以上が良いとかというのも、それほど科学的な根拠が出てないのだ。
本来、睡眠というのは個人差が非常に大きく、短い睡眠時間でもよい人もいれば、長く睡眠をとらなければならない人もいるものだ。
ただし、長く睡眠をとらなければならない人も、訓練によって睡眠時間を短くしていくことも可能なのだ。
本来、睡眠には何時間寝なければならないという決まりがあるわけではない。
例えば、引きこもりの人などでは、1日に12時間とか16時間睡眠をとるという人もいる。
これは、睡眠が、
睡眠欲、食欲、性欲
という、人間の3大欲求だと考えていくとわかりやすい。
つまり、千差万別なのだ。
例えば、食欲で云えば、
食べたいものを食べたいだけ食べさせていれば、ドンドンと食べてしまう。
そして、ドンドンと太ってしまう。
睡眠もそれと同じなのだ。
寝れるだけ寝ているのが、睡眠時間として正しいのかというと、必ずしもそうではないのだ。
睡眠は、アデノシンという物質が脳の中に溜まってくることで起こることなのだが、それを如何に早く取り除くかがポイントになってくるものなのだ。
つまり、アデノシンをうまく取り除ければ、睡眠時間を短くすることが可能となるということだ。
寝すぎてしまうことの危険性
逆に寝すぎてしまうのはどうか?
これは、眠っている間は食事ができない為、栄養をとることができない。
そうしたことがあるので、寝すぎてしまうのも逆に、
身体にとって良くない。
ということもある。
長い睡眠でも、時々起きて水分や栄養補給を出来れば問題ないのだが、これはなかなか難しいだろう。
つまり、あまりにも長く寝てしまっているのも水分不足や栄養不足となり身体によくないのだ。
特に脱水症状を引き起こしてしまう可能性もり、起床直後などは脳梗塞などのリスクも高まるのも脱水が関係しているともいわれている。
そうしたことから、
寝すぎも、あまり良くない。
ということも知っておくのが良いだろう。
横になることが大切
また、睡眠というものとは別に、身体自体は、
横になることが大切
である。
身体は、立っている状態よりも、横になっている状態の方が、内臓への血流が2~3倍と非常に増えると云われている。
つまり、その方が、身体の回復は早くなるのだ。
立ったり座ったりしているよりも、
横になる時間をある程度とることによって、身体を回復させることがしやすくなるのだ。
それだけに、何時間寝なければならない。
とか、
今日は、睡眠時間が短いからダメだ。
明日朝は早いから、早めに寝よう。
というふうに、「寝よう、寝よう」、「睡眠時間を何時間以上にしよう」と考えるストレスの方が、むしろ身体に悪いということもあるのだ。
こうしたことを踏まえて、
あまり睡眠時間そのものを気にしないで良い。
と考えるのも良いだろう。
ただし、
身体が疲れている時には、横になる。
ことを意識しよう。
こうして、眠らなければならないというストレスから解放されるのも大切なことなのかもしれない。
まとめ
如何だっただろうか。
今回は睡眠時間について、多少なりとも理解はできたのではないだろうか。
是非、参考にして生活の中に取り入れてみよう。
参考動画
トレーニング界、筋肉界、では知らない人は「モグリ」とも呼べるレジェンド、また、トップアスリート・格闘家から一般人まで幅広いクライアントを指導することで有名な山本義徳氏の動画だ。
今回は、この動画では睡眠時間についてわかりやすく説明してくれているので、内容を補足をしながら文章に起こしてみた。
動画に沿って記事を書いてあるので、この記事を読んで動画を見ることで、さらに理解をしやすくなるはずだ。