夢を見、目標に向かって前進するとき、自分自身の個人的な価値観として、
人生を決定する信念
日々の行動を決定する信念
自己制約
を明確にすることは、とても大切なことだ。
今回は、
「価値観を確立させる」
という事について書いた。
是非、最後まで読んでいただきたい。
借りものの価値観
誰だって、何らかの価値感覚を持っている。
そして、それを元に、日々、個人的に正しいと思うことへのチェックを行っているといっていいだろう。
自分にとって、最初に持った価値観は、おそらく自分が幼いころに両親や学校の先生、それ以外でも影響力を持っている大人たちから教えられたり、感じとったりした借りものの価値観だったはずだ。
しかし、それは本人にとってみれば、自分自身で下す決断の基準だっただろう。
そして、その価値観の基準に照らして、チャンス、行動、心構え、他人に対して、そして、自分自身について、を判断してきたのだ。
価値観は成長する
自分自身が年と経験を重ね、成熟化するにつれて、自分自身の価値観も成長し発展をする。
もちろん、幼いころの基本的な価値観の中には、変化することなく残るものもあるだろう。
しかし、その他のものは、自分自身の経験や、それに対する考え方、感情から修正されたり、新たに取り入れられた価値観となる。
成長し、変化している限り、価値観を発達させるプロセスは、人生のいかなる時にも終わることはなく、価値観も成長し変化していくのだ。
価値観は、目標到達へのガイドである
やがて、自分自身が成熟するのに合わせて、価値観はゆっくりと成長や変化をするようになる。
そして経験上、そうした価値観が、自身のためにうまく機能していることを知っていることから、価値観に対する自己制約が、強まってくるのだ。
悪く言えば、固定概念が強くなってしまうのだ。
どんな人でも自分なりの価値観を持っているが、その価値観に対して、疑うことなく、注意深く検討するような人は、ほとんどいない。
しかし、ここでは、自分の現在の価値観が、自分の目標に対して重要な価値観なのかを正確に見極めるために、時間をかけて注意深くチェックすることをすすめる。
場合によっては、変化させ、さらに成長させる必要もあるだろう。
こうして検討され、明確に定義された価値観は、自身が目標を設定し、それに向かって行動する時に時間を節約してくれるはずだ。
人生の各分野で、自分にとって重要な原則が何かを正確に知っていると、選択と決断は即座に明瞭となる。
価値観は、目標到達のためにとる戦略や行動段階を計画するうえで、ガイドとして役立つのだ。
まとめ
自分自身の価値観を見極めるとき、自分にとってあまり喜ばしいものではない結果を知ることもあるだろう。
しかし、自分が望む理想の成長点まで達していない事を認める勇気を持とう。
勇気があれば、どんな変化も遂げることができ、成長を達成できだろう。
価値観を明確に定義し、それを自分自身に記録すれば、その勇気は、必ず味方になってくれるはずだ。
※この記事は、SMIプログラム PSP「価値観を確立する勇気」を参考に記事を書いています